こんにちは!
さて、今回は2024年シーズンも激戦必至のプロ野球から、セリーグとパリーグの2つのリーグについて詳しくお伝えしてみます!
両リーグの違いや、成り立ちなど詳しく書いてありますので、ぜひ読んでみてください!
セリーグとパリーグの違いとは?
さて、まずはセリーグとパリーグの違いですが結論から申し上げますと「DH制」の有無と言えるでしょう。
「DH」とは、投手の代わりに打席に立ついわゆる「バッティング専用」の選手を指します。
メリットとしては投手は打席に立つことがなく、投球に集中できるようになる点や、野手でも1人多く選手を使うことができます。
ただ、投手が打席に立つセリーグにも意外なところで投手の打撃による試合の面白さや、代打を使った戦法の豊富さを面白いと評価する声もあり、どちらのリーグも魅力があって良いのではと感じます。
セリーグパリーグはどちらが人気?
さて、セリーグとパリーグはどちらが人気なのでしょうか?
結論から申し上げますと、ネット社会の発展や多様化によって、どちらかが人気という判断はしにくくなってきている世の中になっています。
メディアの発展とプロ野球を絡めるとわかってくるかもしれません。
テレビが普及し始めた頃、どの地域でも野球=巨人戦というイメージがありました。
というのも、巨人戦しか放送がなかったため、日本国民のほとんどがジャイアンツファンとなり、セリーグの知名度だけが増すばかりでした。
その頃のパリーグの試合は空席がほとんどである試合が多く、流しそうめんをしていた観客もいたとか。
しかし、だんだんパリーグも実力で知名度を増やしていきます。
初のメジャーリーグ挑戦をした野茂英雄選手、国民誰もが知っているイチロー選手などの実力者の台頭で、いつしか「人気のセ、実力のパ」という言葉が流行りました。
さらにネット社会の発展でどの球団の試合をいつでも見られるようになったうえに、2005年から始まったセ・パ交流戦で各リーグの関わりも増えたことから、現在はどちらが人気と判断することは多種多様なファンが存在しており、難しいと言えるでしょう。
「実力のパ」とより強く言われるようになったのは2010年代といえます。
今後はさらにネット社会の発展や、実力もあり、もっとパリーグが人気になっていくのではと思います。
というのも、柳田悠岐選手や山本由伸投手や佐々木朗希選手、清宮幸太郎選手やなど球界を代表するスターがどんどんパリーグに所属する傾向が出ています。
また、現役時代から球界賑わせた存在「新庄剛志さん」の監督としての動きなども目が離せません。
このように勢いをつけているパリーグにセリーグも負けないように競ってもらえばと感じますね!
この時代はほとんどの日本シリーズをパリーグが勝利し日本一に、さらに交流戦もパリーグばかりが勝利した結果、2015年には一時「セリーグの全球団が負け越し」という時期もあったほどです。
この実力からもパリーグがより人気になった一つの要因といえます。
セリーグとパリーグに分かれた理由は?
さて、そんなセリーグとパリーグについて理解していただいたところで、なぜセリーグとパリーグの2つに分かれたのか?という疑問を抱く方もいるかもしれません。
結論から申し上げますと、実は「意見の対立」によりふたつに分かれたのです!
1950年頃、プロ野球に参入しようとした毎日オリオンズ(現:千葉ロッテマリーンズ)についての意見の対立がありました。
この参入に対して、反対意見を示した球団がのちの「セリーグ」、賛成意見を示した球団がのちの「パリーグ」として分裂したことでできました。
「パリーグ」の正式名称は「パシフィックリーグ」といいます。
「パシフィック」は「太平洋」を示しており、日本だけでなく、国際的なリーグにしよう!という意気込みから名付けられました。
一方で、「セリーグ」の正式名称は「セントラルリーグ」といいます。
「我々が正当である。自分たちが正しい。」という意見から名付けられたリーグとなります。
まとめ
今回は、セリーグとパリーグの違いについて詳しくお伝えしました。
成り立ちや人気などがわかっていただけましたでしょうか?
今後の両リーグですが、セリーグでは現在、DH制の導入をしてほしいという声が少しずつ上がっています。
こちらに関しては賛否両論で議論の決定は先になってしまいそうですが、個人的には両リーグの個性を保つためにも現在のシステムから変えない方が良いのではと思います。
両リーグの今後の展望を楽しみにしながら、2024年もプロ野球観戦を楽しみましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました!