方角を知りたくなる瞬間、ありますよね。しかし、方位磁石を手元に持っていないこともあります。
風水の本を読んでいる私はちょうどそのような状況でした。本には『○の方向に○○を配置するといいです』と書いてありますが、
『えー、北ってどっちだっけかな?』と悩むことがあり、方角がはっきりしませんでした。」
そのため、方位磁石を使わずにも、簡単に方角を特定する方法を幾つか調査してみました。
あなたも東西南北の方角を知りたい場合、ぜひ以下を参考にしてみてくださいね!
方位磁石無しで方角を調べる簡単な方法
BSアンテナで調べる方法
BSアンテナの設置方向は南西です。 BS契約をしていて、自宅にアンテナがある場合、アンテナの向きを確認してみてください。
衛星放送は南西の方向から行われていますので、BSアンテナは南西の方向に向けて設置されています。これにより、適切な信号を受信できるようになっています。
あなたの家や近くのBSアンテナの向きを確認することで、南西の方角を特定できます。
時計を使って方位を調べる方法
時計の針を使った方角の特定方法をご紹介します。
最初に、時計を水平に保ちます。
次に、時計の針の中で、時間を示す短針(時針)を太陽の方向に向けます。
この状態で、太陽の方向に向けた短針と、時計文字盤の12時の位置の中間地点は南を指します。
その中間地点の反対側が北になります。
例えば、午前8時の場合、時計の短針を太陽の方向に向けると、短針と12時の位置の間は10時になります。したがって、10時の方向が南を指します。
時計の針で方角を特定する方法のバリエーション1 また、午後4時の場合、4時と12時の位置の間は2時になりますので、2時の方向が南です。
時計の針で方角を特定する方法のバリエーション2 さらに、午前4時の場合、4時と12時の位置の間が8時になりますので、南の方向は8時になります。
時計の針で方角を特定する方法のバリエーション3 覚えておくと便利なのは、午前時刻は文字盤の左側、午後時刻は文字盤の右側が南を指すことです。
おそらく明石市の標準時を使用しているため、他の地域に住んでいる場合は若干の時差が生じる可能性があります。
北極星を見て調べる方法
北極星は、どの季節にも真北に輝く星で、正確な北方向を示しています。おそらく、これを学生の頃に習ったことを覚えているでしょう。
北極星は、北斗七星の柄部分の先端から5倍ほど離れた位置にあり、カシオペア座の”W”の中央の星を北極星の方向に延ばしたところにあります。
簡単に言えば、北極星は北斗七星とカシオペア座の中間に位置しています。日本では、これらの星座は一年中見ることができ、比較的容易に見つけることができます。
北極星からの方向に対して、右側が東、左側が西、背後が南となります。都会の明るい環境では、星を見つけるのが難しいかもしれませんが、星座を観察することはリラックスにもつながります。ぜひ試してみてください。
天候の悪い場合の方向の調べ方
天候が悪いと、太陽や星が見えないことがあります。そんな時には、苔を探してみる方法があります。
木の根元や湿った場所に多く生える苔は、北の方向を指し示すことがあります。苔は陽光の当たりにくい場所で繁茂する傾向があるため、おおよその方向がわかります。
また、雲の動きを観察することでも方向を知る手がかりを得ることができます。日本では、一年中西風が支配的で、雲も一般的に西から東へ向かって流れます。従って、雲の進行方向が東を示す可能性が高いですが、風向きによっては逆の場合もあります。
方向を特定する際には、一つの方法だけでなく、複数の手がかりを組み合わせて参考にすることがおすすめです。
ちなみにやっぱり買った方が早い…と思った方はこちらのアウトドアでも使える方位磁石がおすすめです!
まとめ
方位磁石を持っていない状況でも、自宅内や外出時に方向を把握できる方法が存在します。
私が方角を特定したいと思ったのは、部屋の方位を知りたかったときで、具体的には風水の本を読んでいたからです。しかし、この方法は外出時にも役立ちます。
あなたも東西南北を確認したい場面があれば、ぜひこれを活用してみてください!